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People 06

前例がない?
だったら、やってみるしかない。

不可能を可能にするプロジェクト、始動

2016年4月。ヤマト運輸㈱本社への出向から戻って間もなくのこと。「これまで不可能だった輸送を実現する、新たなBtoB輸送のネットワークをつくってほしい」と、経営陣から話を受けました。たとえば、ヤマトグループが持つネットワークだけでは、自動車部品のような大型の荷物を運べないエリアが出て来てしまう。この課題を早急に解決してお客様のニーズに100%応えたい。そんなミッションでした。悩みぬいた末に思いついたのが、「ヤマトグループ外の運送会社との共同配送ネットワークを構築する」というアイデアでした。グループ内ではほぼ前例のない取り組み。正しいかどうか誰も判断がつかない。だったら、やってみるしかない。考えるよりまず、行動することからはじめました。

今の制度でできないなら、制度そのものを変えればいい。

まず、協力いただく運送会社を開拓。電話やメールで交渉するだけじゃダメ。サービス品質をこの目で確かめるために、日本全国の会社に実際に足を運びました。ここならお願いできる!という運送会社を見つけても、交渉を進めるなかで、思わぬ課題が出てきました。そのひとつが社内規定の壁。これまでの制度では、パートナー会社と契約ができないことが明らかに。じゃあ、規定そのものを変えればいい。法務部門や弁護士、行政書士との打ち合わせを重ねました。暗中模索の中、一部のエリアでテストマーケティングしてみると、これまでにないコストメリットが明らかに。経営陣はすごく驚いていました。これから本格的に共同配送を全国へ。絶対に実現させてみせます。このプロジェクトが当社を、ヤマトグループの成長を牽引していくと信じていますから。

ある1日のスケジュール

8:30
朝礼・出社
9:00
協力会社との交渉
さまざまな地域の運送会社にみずから出向き、一件一件、交渉活動。
12:00
昼食
13:00
営業所とベース※を回り打ち合わせ
協力会社と営業所との連携について、関係各所とディスカッションします。
※各地の荷物を集約し、仕分けや発送を行うターミナル。
15:00
契約書について法務部と打ち合わせ
新しいネットワーク構築のための社内規定整備に向けて話し合います。
17:00
会議資料作成・メンバーの進捗確認
次の経営戦略会議に向けて、メンバーの動きも把握した上で、今日の進捗を報告する資料を作成します。
18:30
退社

これまでのキャリア

1997年入社
九州のさまざまな営業所、支店に勤務。営業所長も経験。
2006年
東京へ転勤。日本橋営業所、城東営業所の営業所長に。
2009年
東京と九州の主管支店のマネージャーなどを経験。
2011年
ヤマトホールディングス㈱に出向。経営戦略、グローバル戦略を担う部署に。
2013年
ヤマト運輸㈱に出向。クロノゲート推進室、ネットワーク部を経験。
2015年
出向終了。ネットワーク戦略担当マネージャーに就任。現在に至る。

所属は取材当時。