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Project Story 01

物流の力で、
アフターサービス品質を
向上させよ。

外資系自動車メーカー プロジェクト

    • 吉田隆之(写真左)
    • 本社
    • 法人営業担当 マネージャー
    • 1992年入社

    本社の立場からプロジェクトを後方支援。
    輸送ネットワークの開拓やシステム構築に携わる。

    • 西條邦彦(写真右)
    • 中部主管支店
    • 中部オートパーツ営業所 営業所長
    • 2000年入社

    現場の最前線で、プロジェクトを牽引。
    企画提案から施策実施まで、すべてを主導した。

ヤマトグループの総合力と、
前例のない提案が決め手に。

今回のお客様である外資系自動車メーカーには、パーツ交換などのアフターサービスにおいて大きな課題があった。自動車パーツの配送地域、形状のちがいを理由に、物流会社を数社使い分けていたことで業務が複雑化。配送の遅れや誤配の原因にもなっていた。それを解消するために物流会社を1社にしぼり、窓口を一本化するプロジェクトが立ち上がった。
多数ある物流会社のなかから選ばれたのが、ヤマトグローバルエキスプレスだった。決め手は何だったのか。自動車メーカーにプランを提案した西條はこう話す。「航空輸送を活用でき、陸では宅急便のネットワークを使え、グループ企業であるヤマトボックスチャーター(株)の小回りの効くチャーター輸送も手配できる。加えて、お客様の事業所内に、新たに当社の専属営業所を立ち上げることも提案したのです。お客様に入り込み、緊急事態にスピーディに対応でき、密にコミュニケーションを取れる体制をつくることで、物流品質の向上をめざす。当社ではほとんど前例のない提案でしたが、それが決め手となり、受注につながりました」

専属営業所の立ち上げ。
新しい物流ネットワークの構築。

しかし、実際の専属の営業所づくりは、苦労の連続だった。与えられた立ち上げ期間はわずか3ヶ月。必要なスタッフは30人以上。その採用活動と初期教育、さらにはオペレーション設計まで。すべて同時進行で西條は取り組んだ。「時間も足りず、人も足りず、最初はミスの連続。でも何とか営業所の立ち上げを成功させることができた。当時のことは何も覚えてないくらい、とにかく大変でしたね」
もうひとつ、乗り越えるべき課題があった。輸送ネットワークの整備だ。バンパーや車体を覆うパネルなど、大型で特殊な形状をした自動車パーツを通常の時間指定で全国500カ所もの販売店やパーツセンターに配送するのは、これまでのヤマトグループのネットワークだけでは難しい。吉田は今までにない方法でこの課題を解決しようとした。「ヤマトグループ外の各地域の運送会社とパートナー契約を結び、ネットワークを広げることに挑戦しました。お客様が求める高い物流品質をクリアするパートナー会社を1社1社、開拓していったのです」その結果、全国の配送先を網羅するネットワークを構築することに成功。さらなる強固な体制をつくるために、今もなお新たなパートナー会社を開拓しつづけている。

「全世界でもトップクラスの配送精度」
と、絶賛された。

クライアントは、世界的に有名な自動車メーカー。だからこそ、アフターサービスに求められる品質も高い。交換用パーツが1分でも遅れた場合、パーツ交換が滞り、修理を依頼したオーナー様への引き渡しが遅れてしまう。それはあってはならない。そんな厳しい要望に応えるために、物流システムも刷新し、複雑な運用を極力シンプルにした。それ以降もシステム改修を重ね、現在、遅配や誤配などの輸送トラブルの発生率はわずか3%以内に抑えることができている。アフターサービス部門の本部長からは「全世界でもトップクラスの配送精度だ」という感謝の言葉もいただいた。
最後に、これからの展望について、西條と吉田はこう語る。「最初に自動車パーツを扱うことになったときは、正直、驚きました。こんな特殊な形状をしたもの、本当に運べるのか?と。でも、ヤマトグループ内外の企業を巻き込むことで、こんなことまでできるんだ!というビジネスの面白さを知ることができた。ヤマトグローバルエキスプレスの可能性は想像以上に大きい。新しいことにもっと挑戦していきたいですね」(西條)「オートパーツ市場は、会社としてこれまで培ってきたノウハウを最大限生かせる成長分野。このプロジェクトをつうじて、物流戦略の最前線を経験できたことは大きな糧になりました。今回の経験を活かして、オートパーツ市場をさらに開拓し、ビジネスを広げていきます」(吉田)