ENTRY

Project Story 02

1秒でも速く。
輸送ミスもゼロに。
この国の医療に貢献するために。

「羽田メディカルハブ」立ち上げプロジェクト

    • 松谷晋也
    • 関東主管支店
    • 関東クロノゲートベース店 副ベース長
    • 1996年入社

    ベース(荷物の集約拠点)のリーダーとして、
    羽田メディカルハブ構想実現を施設面からサポート。

    • 中村和磨(写真中央)
    • 関東主管支店
    • 関東メディカル営業所 営業所長
    • 2003年入社

    営業の現場で顧客のニーズを汲み取り、
    羽田メディカルハブ構想を発案。
    プロジェクト全体を推進した立役者。

    • 松谷晋也(写真左)
    • 関東主管支店
    • 関東クロノゲートベース店 副ベース長
    • 1996年入社

    ベース(荷物の集約拠点)のリーダーとして、
    羽田メディカルハブ構想実現を施設面からサポート。

    • 石田尚(写真右)
    • 関東主管支店
    • 営業推進課 課長
    • 1985年入社

    羽田メディカルハブを実現するための
    予算管理や申請業務など、
    多岐にわたる社内調整をおこなった。

成長産業で生まれた、新しい物流ニーズ。

日本社会の高齢化・医療技術の進歩に合わせて、近年、成長著しいメディカル業界。医療機器メーカー同士の競争も激しくなる中、物流への新たなニーズが高まっていることを中村は感じていた。「これまで当社は高額で精密な医療機器をできる限り安全に、手術に遅れることなく輸送してきましたが、医療機器メーカーが新たに求めているのはさらに高次元の物流でした。緊急手術のために1分1秒でも速く、かつ100%破損のない輸送品質。このニーズに応えるためには、現状の輸送スキームでは限界が来ていることを感じていました」そこで中村は、石田と松谷に相談。話し合う中で生まれたのが、「羽田メディカルハブ」という構想だった。

「羽田メディカルハブ」構想って何?

羽田メディカルハブ構想について、石田が語る。「通常の輸送スキームでは、発地と着地二つのベース(荷物の集約拠点)や配達営業所を経由しながら、メーカーから医療機器代理店へ届けていました。この二つのベースをひとつにまとめてメディカル輸送専門の発送集約拠点を羽田クロノゲート内につくる、というのが羽田メディカルハブ構想です。経由する拠点を減らすことでリードタイムを大幅に短くできる。かつ、メディカル輸送専門にすることで通常荷物と仕分けることができ、荷物同士の思わぬ接触による破損を防ぐことができる。また、メーカー側でおこなっていたすべての仕分け業務を一括代行できる機能をもたせ、業務負担を軽減できる付加価値もつけました」今までにない画期的な施設。この構想をお客様に提案したところ、「1日でも早くつくってほしい」という言葉をいただいた。マーケットが待望するプロジェクトが始まった。

重圧に勝てたのは、
会社が背中を押してくれたから。

実際の施設づくりを、松谷はこう振り返る。「どんな仕分け設備、梱包資材が必要なのか。作業オペレーションはどうするのか。どうやってスタッフを教育していくのか。すべてゼロから考える必要がありました。今までにない施設をつくろうとしていたわけですから。莫大な投資額、お客様からの大きな期待。失敗できないプレッシャーがありました。でも、『お客様のために、患者様のために、この構想を実現したい』と会社に提案した時、会社は快く背中を押してくれた。だからこそ、絶対にやり遂げたいという気持ちが強かったですね」
構想から1年を経た2016年、羽田メディカルハブは稼働をスタートさせた。リードタイムを大幅に短縮し、破損件数も減少。メーカー側の業務負担も軽減され、当初想定していたことはすべて実現。その結果、メインターゲットだった循環器科・整形外科分野の医療機器輸送ではマーケットシェアを80%まで拡大させることができた。

いつか、メディカル輸送で日本一へ。

「私たちは医者ではないし、手術はできません。でも、私たちは物流のプロ。1秒でも早く、傷つけず、正確にお客様の製品を送り届けることならできる。手術に間に合わせるためには、トラックや飛行機、フェリーなど、陸海空の多種多様な輸送モードを駆使して、輸送する方法を考えます。そんな医療貢献のかたちもあるんです。羽田メディカルハブはそんな想いの結晶ですね」と、中村はこのプロジェクトの意義を熱く語る。
今後の夢は?この問いに対して、3人は口を揃えてこう言った。「メディカルハブを羽田だけでなく、多くのエリアにつくり、メディカル輸送において日本一になることです。きっとできると信じています。ヤマトグローバルエキスプレスは、やりたいことが本当に実現しやすい会社。設備も組織も輸送ルートも、なければつくればいい。『これがやりたい』という強い想いがあれば、会社は応援してくれるし、投資もしてくれる。そして何より、協力してくれる仲間がいる。これがヤマトグローバルエキスプレスの本当の強みであり、魅力ですね」メディカル業界という成長マーケットでの挑戦は、まだ始まったばかりだ。